FMV-BIBLO NEVIII23Xのcmosバックアップ電池交換

私の机で使ってる某S氏から譲り受けたNEVIII23Xです

CPUにPentiumII233MHzを搭載し

さらに液晶が当時では珍しいXGAですので、Windows98ならそれなりに動いてくれます。

しかし、もう製造後10年近くなりますのでご覧のようにCMOSのバックアップ電池がなくなっていて、一回一回BIOSを設定しなくてはならないという状態でした

ちなみにこのBIOS日本語が出せます
なかなか優秀でですな

 

さてこういう場合NECのPCなら電源を一昼夜入れておけばCMOS電池に充電して一件落着なんですが
これは電源入れっぱなしにしてても充電されません
一次電池を使ってるみたいなので直接交換です

そのためにはまずバッテリーを外し
4つのネジを外します

そうするとパームレストが外れるので、今度はキーボードを固定しているネジ2本を外し、キーボードを上げます

その後キーボードを固定しているフレキ2本をコネクタから外します。
フレキは切れやすいので要注意

そうすればキーボードが外せます

ついでにメモリも外しておきましょう

次ぎは裏側に見える二本のネジを外します、

その後ヒンジのプラスチックをエイやと外します

そうするとこのように液晶部分が丸裸になりますので

スピーカー基板と
液晶を外します。
(ヒンジの4本のネジを外してください)

 

そうするとこのようになります、

ここまでくれば後は目に付くネジとコネクタを外していくだけ

このようにメイン基板だけ取り出せるのであとは放熱用アルミプレートと

保護用?の金属フレームを外します
このときRS-232CやIEEE1284ポートのD-Subコネクタの固定ネジを外しますので、BOXレンチがあったほうが楽です。

取り外して裏返すとついに電池とご対面です。

使ってる電池はBR2330と結構特殊なもの、入手困難なので普通のCR2032を入れてみることにします

ちなみに中央に見えるのはCPUです。

MMC-1カートリッジを採用しているので交換が可能です。

近いうちPentiumII400MHzあたりにしてみようかな・・・

肝心な電池交換ですが電池のセルに直接ハンダ付けはしたくなかったのでボタン電池用ソケットを買ってきました、

しかもこうすれば、次回以降の電池交換がしやくすなって(・∀・)イイ!!

 

 

背景を気にしてはいけません

交換手順は簡単でハンダで旧電池を除去して、そこに電池のソケットをつけるだけ

ただ、電池のソケットが思ったよりでかかったのでリード線をつかって接続してあります。
まあスペースには余裕があるので問題はない・・・はず?

ちなみに取り出したBR2330は0.1Vしか起電力がありませんでした、これではバックアップ出来ない訳です

あとは元通り組みなおして、BIOS設定が保存されているか確認できれば終了です。

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