アマチュア無線機 IC-T21の出力を測ってみよう
もともとアマチュア無線はもってまして局免も持っていましたがほとんど運用実績がないペーパードライバー状態となっていました。
そんななか5年の免許期間がおわりそうになり再免許したきっかけで再度はじめて見ようという気になりました。
ちょうどいま住んでる浜松市は結構無線が盛んのようで144Mでもちゃんとコールサインをつかった交信がおこなわれ
メインでCQもでています。以前いたところでは1日メインつけっぱなしでもまったく音沙汰なしとかありましたからね
しかしながら、最近向こうのレポートは59なのにこちらから送った電波が52とか43とかで帰ってくることがあり
出力が落ちているのかと思って測定してみる事にしました。
こちらが今使ってるハンディ機ICOMのIC-T21です。
144MHz専用モデルになります。 93年〜95年ごろ発売されていたようで、 出力については その時点で怪しさはあるのですが本当に6Wもでるのでしょうか? |
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まずパワーを測るにあたって必要な測定器を購入しました。
ダイヤモンドのSX-400というV-UのパワーとSWRも測れる定番品ですね オークションで8000円くらいでした。 これくらいだと小型の新品も買える値段ですが レンジも5Wモードがあって小電力での測定でも見やすいですし買って正解 トランシーバーとSX-400をつなげて さらには会社の人から借りてきたダミーロードを出力側につなげて終端して 純粋にトランシーバーからの出力電力が測定できるようにしました。 |
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まず外部入力からDC12Vを供給して
測定してみますと 意外にもちゃんと公称の6Wがでています。 (20Wレンジなので下から2段目をみてください) |
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しかしながらPTTを押しっぱなしにしてると若干送信出力が落ちてきます
フルパワーですと熱を大分もつのでその影響でしょうか もしくは経年劣化でしょうかね・・・ |
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つづいで12V電源のまま
出力を1段階下げてLOW1の設定にします その状態だと4Wをこえて4.5Wくらいでてます。 おかげでLOWパワー設定なのにかなり熱くなります。
(5Wレンジなので下から1段目をみてください) |
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さらにもう1段階さげLOW2の設定にすると 説明書では1.4Wの出力設定ですが 1.4というよりは1.1〜1.2くらいに少なめに針がふれています |
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最後はLOW3の1W設定はおおむね1Wでているようです。
12Vをいれればほぼ設定の値が出力されることがわかりました。 |
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つづいては本番の電池ケースに電池をいれたときを測ってみます
乾電池が4本ですので電圧をはかると6.24Vでています |
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早速HIGHの6W設定で図ってみますと
あれー1.4Wくらいしかでてませんねー (5Wレンジなので一番下のメモリを見てください) |
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4W設定のLOW1でも結果は変わらず | |
1.4W設定のLOW2では若干出力が下がり1Wくらいになりました | |
さいごに1W設定のLOW3設定では0.95Wくらいになりました。
アルカリ乾電池ではフルパワーがでず1.4Wが最大ということが分かりました。 |
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つづいて電池をエネループにかえました。ニッケル水素電池は公称1.2Vなので電圧も4本で5.3Vまで下がってますが出力はいかほどでしょうか | |
まずは6Wのフルパワー設定ですが今回は1.3Wくらいでしょうか? | |
続いて4WのLOW1設定です 変わらず1.3Wくらいですね |
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つづいて1.4WのLOW2設定ですが
ちょうど1Wくらいでしょうか? |
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最後に1WのLOW3設定ですが
0.95Wくらいでしょうか?
結果的にはアルカリ電池とニッケル水素電池はほとんど変わらない結果となりました。
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これまでの結果をまとめると左の表のようになります。
カタログスペックどおりに動かすには12V必要だということがよく分かりますが。 説明書にはDC6Vが標準と書いてあり、12V入力時と6Vでは出力がかなり異なることには特に言及もありませんでした。 発売当時電池4本で6W出せると信じて購入してがっかりした人もいるのでしょうかね? ちなみに後継のIC-T22の説明書では乾電池では出力HIGHでも1.5Wになる旨の記載がありました。 |
ということで乾電池では1.4Wしか出ないことが分かり、IC-P7とかと同等になってしまうことがわかりました。
どうりで乾電池でつかってると本体が熱くならないわけです。 ということで出先でフルパワーで交信したかったらこんな感じで バイク用バッテリーのお古を用意する必要があるという結論になりました。
とても気に入ってる無線機ですが
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