DoCoMo Sigmarion2のヒンジ補強

さてさて、いまや風前の灯日となってしまったWindowsCEをOSとしたHDD無しのキーボードつきのマシンである

ハンドヘルドPCのなかで唯一現行機をだしているのはNTTDoCoMoのSinmarionシリーズだけです。

(正確にはシグマリオン3も製造中止したみたいですが…あと海外ではNECがモバイルギアの後継を売っています)

現行のシグマリオン3は高性能が人気ですがこのシグマリオン2は小ささとデザインが売りで未だに人気があります。

私が手にしたシグマリオン2はジャンクで4200円キーボードの一部が動かないものですが

それの対処は後にするとして、それよりもまず優先すべきであるヒンジの補強をします。

というのもこのシグマリオン1と2のヒンジは非常に弱く、使えば必ず割れて最悪映像ケーブルを引きちぎり

何も映らなくなってしまいます。そうなる前に対処が必要なのです。

伊達さんなページですさんを参考に私もやってみることにしました。

まずはメインバッテリーとサブバッテリーを外します。

即ちデーターがすべて消えますのでバックアップが必要な方は必ずバックアップをして置いてください、

次にネジをはずします、隠しネジはないですのでこの裏面にあるネジだけで十分です、

あとは赤矢印の付近にツメがあるのでマイナスドライバーなどでこじれば蓋が取れます。

これが裏面を取った状態。

シグマリオンはこの基盤1枚だけで成り立っています。

このとき電源ボタンのスイッチとCFスロットのバネがなくしやすいので注意してください。

左上に見えるフレキををはずします。フィルムケーブルは弱いですからあくまでも丁寧に。

フレキをとってしまえばメイン基盤も簡単に外れこの状態になると思います。

キーボードは外す必要は無いのでそのままです。

右に見えるヒンジのネジをさらに外します。

そうすればこのように液晶部分と本体部分が分離します、

液晶の下についている細長いカバーを外します。(コレは結構外しやすいです)

すると左がわのヒンジにある

金属製のちょうつがいが外せるようになります。

で、これがちょうつがいを外した左ヒンジ。

このように金属ちょうつがいを受けるヘキサ型のプラスチックは薄くて弱弱しく

使えばいつかは割れてしまうのもうなづけます。

今回はまだ割れていないので処置も簡単。ヘキサ型の回りの空洞にプラスチックを埋め込んで補強すれば(・∀・)イイ!!のです。

 

 

で、登場したのが定番中の定番ダイソーのプラスチックつまようじ、

コレを細かく切って

大まかに埋めておきます。

次に登場するのがこのプラリペアというもの。

東急ハンズで1680円でした。

爪楊枝で埋めた隙間をコレを流し込み固めていきます。

 

で、数分まつとこのように完全に固まります。

プラリペアの強度はかなりあるみたいなのでエポキシパテよりもこちらをお勧めいたします。

コレならヒンジが壊れることも無いでしょう…

ちなみにプラリペアは公式HP使い方を見れば案外簡単に使えますので今後もプラスチックの補強では使っていこうかと思います。

ハンダやホットメルト見たいにすぐかたまらないので扱いやすいですし。

で、丁寧にくみ上げれば完成です。

何度も言いますが電源ボタンを忘れないように・・・(私は忘れてもう一度あけるハメに・・・)

映像では分かりにくいですが当然初期化されているのでユーザー登録からはじめます。

レビューなどはモバギR550と比較して別に書いていきたいと思います。

まだ対処していない方は実行されることをオススメします。

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