PC-9821Na12/S10Fをクロックアップする!

PC-9821Na12/S10FはノーマルPentium120MHzと現在使うには少々非力感を否めません。しかしCPU交換と言うアップグレードは専門業者を使えば出来ますが、非常にお金がかかってしまいます。このNa12はJUNKで500円でゲットした物なので、そんなに大金を使う気にはなれません。専門業者に持っていくだけのお金があれば私はPC-9821Nw150等を買っていると思います。

話がずれてしまいましたので本題に戻します。安値で出来る改造として皆様がまず先に思い浮かぶのはやはりクロックアップでしょう。PC-9821Na12は内部クロック120MHz、外部クロック60MHzで動いています。なので外部クロックを66MHzに設定すれば66*2の133MHzで動いてくれるはずです。外部クロックをあげるとHDD、グラフィックなども早くなるので、CPUの倍率だけを上げて内部クロックだけをあげるクロックアップよりも効果的です。よってPC-9821Na12/S10Fでの外部クロック66MHz化の方法を説明します。

まずキーボード、液晶、タッチパッド、放熱板、電池、増設メモリー、CD-ROM、FDD、内蔵ハードディスクをはずして、2枚構成になっているマザーボードの上の一枚が取り出せるようにします。マザーボード上を取り外してひっくり返すと。MK1465SというPLLがあると思います。これが外部クロックを決めています。

66MHzにするには上の写真のように16番Pinを足上げして、導線で1番Pinとをつなげるだけです(キャンピーの改造とは逆ですね)。手先が器用な方なら簡単に出来ると思います。そして、ネジがあまることないように組み立てて。ベンチマークソフトなどで

と133メガヘルツ前後になっていれば成功です。

肝心な発熱ですが、12時間ほど連続稼動させても、不安定になることは無かったのでさほど気にすることは無いと思います。

あとクロックアップはくれぐれも自己責任でお願いします

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