初代ミレニアムを弄る!
@@@ミレニアムとは?@@@
初代ミレニアムは発売してかなりの年月がたちますが、2Dの高速さと発色のよさにまだ愛用されてる人も多いほど人気です。
Permedia2が出るまで最速呼ばわりされていて、95年度はミレニアムはPCユーザの間での憧れでした。
このボードはNECではPC-9821X-B03と言う名前で販売されていたものとほとんど同じです。なのでAT用の初代ミレニアムはPC-98で動作可能です。しかもWindows95、98でも問題なく使えます。(ただしPC-98は2MBと4MBのミレニアムしか使えません。Windows2000なら8MBのも使えるようですが・・・)
@@@AT互換機用のミレニアムをPC-98で使う@@@
AT互換機用のミレニアムを使うには、ボードの右下にある2つのスイッチを設定して、AT互換機用のBIOSを切り離す必要があります。
上の写真のようにSW1をOFF SW2をONにします。これで準備完了です。PCIバスに取り付けて、ケーブルを正しくつないでいただければ正常にドライバのインストールまで行くと思います。ドライバはDirectX6.1に入っていますから古いPC雑誌などを漁れば簡単に入手できると思います。
@@@ミレニアムをクロックアップする@@@
初代ミレニアムは、ちょこっと手を加えるだけでベンチマーク上ではかなり数字が上がります、しかも非常に簡単で半田ごても不要です。
方法は・・・
1、system.iniファイルをメモ帳で開く、
2、そのファイルに
[mga.drv]
MCLK=○○
と記述します、○○は数字を入れてください、70ぐらいが適当です。数字が多いほど動作は速くなりますが、画面にごみが出たりします。(私のところでは74でごみが出ました)あまり数字は上げないでください。
3、上書き保存して再起動
これで完了です、簡単なのでぜひお試しあれ〜〜