NEC LavieNX LW23D/5のヒンジ修理(失敗)

友人から不要になったノートPCを貰ってきました。
このノートはごらんのようにヒンジ部分が死にかけでテープで補強がしてあるという状況でした。

この時代のLavie及びVersaProはかならずといっていいほどヒンジが死ぬというほぼ欠陥に近い構造をしています。

ガムテープをとって現状をかくにんしてみます。

このように派手にヒンジが割れているのがわかります。

ピンボケぎみでもうしわけないですが

反対側も画像のようなありさまで、
外部から見てこれですから
内部では相当な破損が考えられます。

内部の見るために液晶のガワを外す必要があります
その際に、写真のようにゴムキャップの中に
隠しネジが隠れているので忘れずに
外しておきましょう。

 

これがはずしたガワです。
白い矢印付近にツメがあるので
バラすときの参考にしてください。

といってもこのツメはかなり浅いので
意識しなくてもホイホイと外れると思います。

 

そして肝心のヒンジの中身です。

本来は蝶つがいの金具と液晶を支える外側がネジで止められていないといけないのに、
ガワがバリバリに割れて埋められていたナットが出てしまっています。
これでは金属が液晶を支えられる
訳がありません。

右側のヒンジも同様に
バリバリです。

まったくといっていいほど機能をして
いません。

シグマリオンといいNECはなんで
壊れると分かるようなヒンジの設計するんですかねぇ・・・

某社のタイマー並みの策略を
感じざるを得ませんよ(ぉぃ

さっそく手当てをするわけですが、

ここで登場するのがそうあのプラリペアです
ヒンジ補修でもうおなじみですね。(笑

早速ナットをコレで埋めて固めて見ます…

 

そしておそるおそるヒンジが動くか確かめてみます…

が!

プラリペアでかなり固めたにもかかわらず、割れて御覧のような惨状
になってしまいました・・・

予想以上にヒンジの固定ナットには
力がかかるようです…

 

コレではお手上げ・・・

ということで今回の補修は失敗に終わりました。今後考えられる手立ては

 

1.外ガワをNECから補修部品で買う

2.金属パーツを利用して
 ステ-のようなものを自作し
 ヒンジを復活させる。

3.液晶パネル(左写真参照)は生きているので液晶パネルをとってそれを利用して液晶テレビや液晶モニタにする。

などでしょうか、
3はA-200Kというキットが有名ですが、このNL10276BC26-11Aというパネルには使えるのだろうか・・・

 

情報収集及びアイデアの捻出が課題となりました。

 

というわけで次回に続く?(ぉ

戻ります