NV-F500の修理

これはハードオフで「ノイズ多い」で500だったのでゲットしました。この機種はバブルデッキの象徴的なもので、Gメカと呼ばれるメカを搭載していたり、「れんたろう」という愛称だったり、SVHSでもないのに本体にジョグシャトルがあったりと高級感丸出し?ですので手に入れないわけには行きません。

天板を取った様子です。基盤がみっちりと入っていてコストがかかっているのがよく分かります。操作部ですが一見NV-FS○○と一緒のようですが微妙に違うようです。

そして肝心の動作確認をしてみると、再生画像、チューナー、外部入力ともにけたたましいぐらいのノイズが出ます。外部入力なども出るのでこれは電源の異常と思って修理に取り掛かります。

電源、ヘッド周りです、この銀色のケースの中に電源基盤があるわけですが、小窓から見える青いコンデンサがやばそうな雰囲気をかもし出していました、ちなみにまだピンチローラー、ブレーキは正常の様子。

電源内部です、電解コンデンサが数個ありますが、大体これが噴いてしまうのが原因と思われます、というか現に何個か噴いているのは外から見て分かりましたので早速取り外してみます。

ピンぼけでみずらいかもしれませんがこれだけ取って見ましたすると...半数以上が派手に電解液をぶちまけていましたので早速交換します・・・と行きたいところでしたがそういうわけにはいきませんでした。なぜなら でかい680μF 20Vの電解コンデンサなんて大須で探してもみつからねぇ!ということです現に大須に行ってみましたが680μFのはどこにも無かったです。

仕方ないので容量の近い1000μF 25Vのコンデンサで代用することに・・・

そしてすべて交換して、外部入力で見てみると・・・

問題なし!\( ̄□ ̄)/

チューナー、標準再生も

問題なし!\( ̄□ ̄)/

そして3倍再生は

ノイズまみれ!Σ\( ̄□ ̄つ

 

何故か3倍だけ問題が残ってしまいました。3倍のヘッド異常なのかも知れませんので原因をはっきりさせるために友人から故障品ののNV-F400から電源、ヘッドを移してみたいと思います。

完璧に修理完了とは行きませんでしたが近いうちにNV-F400を譲ってもらって、レポートを書きたいと思います。