SHARP製電卓 EL-2128Hの電池交換
ジャンクで330円でかったシャープの電卓ですが、掃除をしたら結構綺麗になったので
さっそく愛用しようとおもっていましたが
内蔵電池が消耗しているせいか、暗いとほとんど画面が見えなくなってしまいます。
ネット検索しても電池交換のノウハウがみつからなかったので記事にしてみることにしました。
まずは裏返して赤丸で示したねじを外します。
このねじを外しても蓋が外れる気配がないので一瞬ゴム脚に隠しネジがあるのかとおもって外してみましたが、隠しネジはなく ここからはこじって開ける必要があります。 |
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いきなり外したあとの写真ですが
赤い矢印で示したところにツメがあります。 うまくこじって開けましょう そうすると電池が見えていきます。 |
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電池のアップです
CR2025が使用されていますので交換するだけです。 CR2025はダイソーなどでも売っているので入手性はよいでしょう。 なお外した電池は0.65Vしかないのでほとんど役目を果たしていませんでした。 |
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これで、電池交換は終了でしたが
電池のガワをあけるのが結構苦労しました。 このような開けるためのツールがないと厳しいとおもいます。
説明書をもってないのですが 所有者自ら交換するように案内してあるのですかね? なかなか難しいと思いますが・・・ |
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あとはせっかくなので基板を観察してみます。 LI3164ARというSHARPの日本製のICが使用されています。
9324と書いてあるので93年の24週という意味でしょうか?
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続いてメインボード全体です
セラミックコンデンサもダイオードもディスクリート部品を手ハンダで付けてあるようですね 今なら間違いなくチップ部品を表面実装になるでしょうから時代を感じますね。
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ということで観察も終わったので組みなおして完了です。
無事、黒々と文字が映るようになりました。
比較で隣にCASIOの電卓をおいてみましたが シャープの方が小数点がパソコンのテンキーと一緒の位置(3の下)にあるのでパソコンと同じような感じで打てるのと CAが右上にあるのでやり直したときは右上を押すクセがついてしまったのでCASIO配列は使いにくいんですよね。
そんなこんなで大切に使っていこうと思います。
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